マウスピース矯正 · 費用

韓国でインビザライン、
費用はいくらですか?

黄宇燦(ファン・ウチャン) · 矯正歯科専門医(韓国) · 2026.10.06

このページの内容

インビザラインの費用は、種類によって片顎140万ウォン(約15.6万円)から両顎600万ウォン(約66.7万円)までです。固定式と取り外し式の保定装置(リテーナー)を含む金額です。韓国で費用が低めになるのには理由があります。ただし、2〜3か月ごとに韓国へ来ていただく必要があるため、航空券と宿泊費を合わせた全体の費用で比べてください。

種類ごとの費用は?

種類費用
エクスプレス
(片顎)
140万〜150万ウォン
(約15.6万〜16.7万円)
エクスプレス
(両顎)
280万〜300万ウォン
(約31.1万〜33.3万円)
ライト
(両顎)
380万〜400万ウォン
(約42.2万〜44.4万円)
モデレート
(両顎)
480万〜500万ウォン
(約53.3万〜55.6万円)
コンプリヘンシブ
(両顎)
550万〜600万ウォン
(約61.1万〜66.7万円)

インビザラインの種類ごとの費用です。かっこ内は100円=900ウォンで換算した目安です。片顎は上または下のどちらか一方、両顎は上下の両方です。

  • 固定式と取り外し式の保定装置を含む費用です。
  • 追加のマウスピース(リファインメント)が必要になっても、追加の費用はかかりません。
  • 精密検査(レントゲン・3D口腔内スキャン)は10万ウォン(約1.1万円)です。矯正を始める場合は、表の費用に含まれます。
  • お支払いはウォン建てです。かっこ内の円の金額は、100円=900ウォンで換算した目安で、実際の金額は為替レートによって変わります。
  • 保険がきかない自由診療です。
  • 表の金額は、レブ歯科医院 江南店の標準的な費用です。どの種類にあたるかは、検査のあとに決まります。

種類はどのように決まりますか?

ご希望の金額に合わせて選ぶものではなく、必要な歯の動きの量によって決まります。種類によって、使えるマウスピースの枚数が異なるためです。

種類おもな対象期間の目安
エクスプレス前歯の軽い重なりや、小さなすき間4〜6か月
ライト前歯を中心に並べる場合9〜12か月
モデレート中程度の歯の移動が必要な場合約1年6か月
コンプリヘンシブ奥歯まで動かす全体矯正など、治療期間が2年以上と予想される場合2年以上

必要な動きの量に対して枚数の少ない種類を選ぶと、治療が途中で止まってしまいます。種類は、検査の結果を見てご案内します。

韓国で受ける理由は?

1)美容医療を目的に、韓国を訪れる方が多いこと

韓国は美容医療で知られ、海外から多くの方が訪れています。2025年に韓国の医療機関を受診した外国人患者は200万人を超え、日本からの方は約60万人でした。皮膚科や美容外科など、美容分野の受診が中心です[1]。

K-POPアイドルが矯正装置をつけて活動する姿は、日本でもよく知られています。韓国では、歯並びを整えることが身だしなみの一部として広く受け入れられています。

2)費用を抑えやすいこと

同じメーカーの同じ装置です。韓国は歯科医院が多く、競争が激しいこと[2]、また症例数が多い歯科医院ほど装置の単価が下がることから、費用を抑えやすくなっています。

費用が低いことは、結果が良いという意味ではありません。歯科医院を選ぶときは、費用よりも先に、誰が診断し、誰が計画を立てるのかを確認してください。

→ インビザラインのクリンチェックは、誰がどう設計する?

全体の費用はどう計算しますか?

治療費だけで判断しないでください。韓国で治療を受ける場合の全体の費用は、次の合計です。

  • 治療費(上の表)
  • 航空券 × 渡韓の回数
  • 宿泊費 — ほとんどの来院は1日で終わりますが、治療が終わるときは1週間ほど滞在するか、2回に分けて来院します

最初の2回は約1か月あけて来院し、その後は通常2〜3か月に1回です。治療期間が長いほど、渡韓の回数は増えます。

→ 韓国でインビザライン、何回渡韓が必要?

治療期間が短いエクスプレスやライトは渡韓の回数が少なく、コンプリヘンシブは多くなります。お住まいの地域や航空便によっては、日本で治療を受けるほうが合っている場合もあります。

リスクと限界は?

  • マウスピースを交換したあと、数日間は痛みや違和感が出ることがあります。
  • マウスピースは1日20〜22時間つける必要があります。装着時間が足りないと、計画どおりに動きません。
  • 計画と実際の動きに差が出て、追加のマウスピース(リファインメント)が必要になることがあります。
  • 歯の根が短くなること(歯根吸収)、歯ぐきが下がること(歯肉退縮)、歯と歯の間の三角のすき間(ブラックトライアングル)が生じることがあります。
  • お手入れが足りないと、むし歯や歯ぐきの炎症が起こることがあります。
  • 治療のあとに保定装置を使わないと、歯は元の位置に戻ろうとします(後戻り)。
  • 問題が起きても、すぐには来院できません。写真をLINEで送っていただければ確認しますが、処置が必要な場合は韓国に来ていただくことになります。

こんな方にはおすすめしません

  • 2〜3か月ごとに韓国に来るのが難しい方
  • 1回の旅行で矯正を終わらせたい方
  • 航空券と宿泊費を合わせると、日本での費用との差が大きくない方
  • 費用だけで歯科医院を決めようとしている方

参考資料

  1. 韓国 保健福祉部. 2025年 外国人患者誘致実績.(2026年4月発表。外国人患者 2,011,822人、うち日本からは約60万人〈29.8%〉。診療科別では皮膚科62.9%、美容外科11.2%、歯科1.6%)
  2. 大韓歯科医師協会 歯科医療政策研究院. 歯科医師の人材需給の適正化方策に関する研究.(免許をもつ歯科医師:2010年 22,083人 → 2020年 29,419人、年平均2.9%増。同じ期間の歯科医療の利用の増加率は年平均約1.2%。韓国の歯科専門紙「歯医新報」2026年8月26日付の報道で確認)

このページは一般的な情報であり、個別の診断に代わるものではありません。治療の適否・期間・回数は、検査のうえで一人ひとりの状態に合わせてご案内します。

韓国でのインビザラインの費用はいくらですか?

種類によって、片顎140万〜150万ウォン(エクスプレス)から、両顎550万〜600万ウォン(コンプリヘンシブ)までです。固定式と取り外し式の保定装置を含む費用です。

保定装置(リテーナー)の費用は別にかかりますか?

いいえ。固定式と取り外し式の保定装置は、治療費に含まれています。

追加のマウスピース(リファインメント)が必要になると、費用は増えますか?

いいえ。追加の費用はかかりません。

精密検査の費用はいくらですか?

10万ウォンです。矯正を始める場合は、治療費に含まれます。

なぜ日本と費用が違うのですか?

装置は同じです。韓国は歯科医院が多く競争が激しいこと、また症例数が多い歯科医院ほど装置の単価が下がることから、費用を抑えやすくなっています。

日本円ではいくらになりますか?

種類によって、片顎約15.6万円から両顎約66.7万円までが目安です。お支払いはウォン建てです。このページの円の金額は100円=900ウォンで換算した目安で、実際の金額はお支払いの日の為替レートによって変わります。

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